塩麹の瓶を買ったけれど、冷蔵庫に入れたまま。レシピを見るたび材料が増えて、何から始めればいいか分からない。麹料理が気になっていても、そんなところで止まってしまうことがあります。
最初から何種類も仕込まなくて大丈夫。まずは一つの調味料を、いつもの料理にどう使えるか知ることから始めてみませんか。
「麹」と「麹調味料」を、少しだけ知る
麹は、蒸した米や麦などに麹菌を育てたもの。味噌や醤油など、日本のさまざまな発酵食品づくりに使われています。塩麹のような麹調味料は、その働きや風味を家庭の料理で楽しむ入口の一つです。
麹そのものと、完成した塩麹や醤油麹は、使い方が同じではありません。買うときには商品名だけでなく、原材料と使い方の表示も見てみましょう。最初は市販の調味料を使い、味を知ってから仕込みに進む方法もあります。

いつもの一皿に、使う場面を決める
特別な料理を増やすより、普段作っている一品から考えると取り入れやすくなります。温野菜の和え物、スープの味付けなど、商品に案内された使い方の中で、自分がよく食べる料理を一つ選んでみてください。
塩麹や醤油麹を使うときは、塩や醤油をいつもと同じ量のまま重ねて足すのではなく、全体の味付けを見ながら調整します。製品によって塩分や風味は違うので、一律の置き換え比率に決めず、表示された分量を手がかりにしましょう。

一度使ったら「次に作りたい料理」を残す
使ってみて好みに合ったら、料理名と気づいたことを短くメモしておきます。「次は少し控えめに」「この野菜にも合わせたい」など、自分の食卓につながる言葉で十分です。
一度に何種類も使うと、どの味が好みだったのか分かりにくくなることもあります。まず一種類を知り、その次に別の調味料へ。つくることを頑張りすぎず、食べてみてどう感じたかを楽しむ時間にしてみましょう。

保存は、商品や作り方に合わせて確かめる
手作りの調味料と市販品では、原材料や製造方法、容器などの条件が違います。「麹だから長く置ける」と決めつけず、購入品はラベル、手作り品は実際に教わった手順と保存方法を確認します。
教室で学ぶときには、仕込んだ後の管理、使う道具、保存する場所、使い切る目安まで聞いておくと、持ち帰ってからの疑問が減ります。食物アレルギーや避けたい食材がある場合は、受講前に原材料を確認しましょう。

教室へは、知りたいことを一つ持って
「初めてなので塩麹から知りたい」「買った調味料の使い方を広げたい」。今の興味を一つ言葉にすると、教室の内容が自分に合うかを確かめやすくなります。
ブルー・フラワーでは、菅原康子が単発ワークショップと、月1回・3か月のレッスンをご案内しています。開催回によって内容が異なるため、日程やメニュー、費用に含まれるものをご確認ください。初めての一瓶が、自分の食卓で使う楽しみにつながるように。一つの疑問から始めてみましょう。





